ターンオーバーを意識したエイジングケアが大切

キレイなお肌に
肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりをターンオーバーと言います。
皮膚は、『表皮』『真皮』『皮下組織』からなり、更に表皮は一番内側から《基底層》《有棘層》《顆粒層》《角質層》と4層構造になっています。
基底層で生まれた細胞は表面に押し上げられていき、無核となり死んだ状態で角化細胞になりますが、この細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はアカとなります。
このサイクルがターンオーバーなのです。

仮に表皮に怪我をしてもかさぶたとなって剥がれ落ち、きれいな肌に生まれ変わるわけです。
 

部位によっても速度が違います

ターンオーバーは年齢によって周期が遅れてくるというお話しをしましたが、ターンオーバーは部位によっても速度が違って来るそうです。
例えば、手や足などの抹消は血行の関係もあるそうですが、比較的ターンオーバーの速度が遅い部位、パーツだそうです。
 

周期を出来るだけ正常に保つコツ

ターンオーバーは早すぎても遅すぎても肌トラブルの原因となります。
出来るだけ正常に保つためにもまずは基本的な生活習慣を見直してみましょう。
睡眠時間を始め、バランスを考えた食事、ストレス発散などが大切となります。

ターンオーバーが遅いと、角質がたまり、くすんだり、薄皮を重ねたようなゴワつきが出てきます。傷跡なども治りにくくなります。
逆に顔を洗いすぎたり、角質ケアばかりしていると、ターンオーバーが早まってしまいます。ターンオーバーが早く乱れた肌は、核を持ったまま(不全角化)表面に押し上げられた状態となって、未熟な細胞のまま表面に上がってしまうことによって、ゴワゴワ感、また、水分を保持することが難しく乾燥肌の原因になったりします。ワセリンやクリームなどで表面をなめらかにし、保湿と保護を意識して洗いすぎないようにすることが大切です。
 

真皮の線維芽細胞の細胞分裂

ターンオーバーによって、表皮は生まれ変わって行きますが、その奥にある、真皮線維芽細胞は細胞分裂が乏しいと言われています。加齢によってコラーゲンが減り、肌のハリに影響が出てきます。紫外線を多く浴びると、更に肌の弾力は低下してしまいますので、日頃から日傘や帽子、日焼け止めなどのUVケアは欠かさないようにしましょう。
また、真皮まで深い傷が出来てしまうと元通りの修復はかなり大変で傷跡が残ってしまうことが少なからずあります。日常生活から意識するようにして、もし傷を作ってしまったら早め早めの手当をするようにしましょう。
表皮のターンオーバーを出来るだけ正常に保ち、健康で丈夫なお肌を作っておくことが、傷や紫外線を最大限にガードすることにも役立ちます。


参考引用抜粋:医師が教える正しいスキンケア大全